浦和美園駅の西口にスマートホームという戸建住宅が50戸以上建っているのを、みなさんご存じですか?

最近建てられたスマートホームは、屋根上の太陽光発電で電気をつくるだけでなく、昼間につくった電気を電池にためておいて、夜間や電気自動車で使うこともできます。また、高断熱・高気密といって、夏はエアコンの冷気が逃げにくい、冬でも室内が寒くなりにくい設計にもなっています。

これから世界じゅうで一気に進む脱炭素の流れを先取りする、持続可能性の高い住宅がスマートホームなのです。

このスマートホーム・コミュニティの建設に関わられてきた、埼玉県住まいづくり協議会サスティナブル研究委員会委員長の福島直樹さんに、現地を見ながらご説明いただく見学会を、2022年7月2日(土)10:00~12:00に開催しました!

当日はまず、アーバンデザインセンターみそのにて、福島さんから「スマートシティさいたまモデル」についてご説明いただきました。

このプロジェクトは2016年から始まっていて、2016年に第1期、2019年に第2期、そして2021年に第3期の開発が行われました。第1期から、HEAT20/G2という非常に高い断熱性能を持つ家が建築されているほか、住民の交流を促進するためのコモンスペースが設けられています。第3期では、LOOOP社が参画し、51棟の屋根上の太陽光でつくられた電力をいったんすべて、区画の中央にあるチャージエリアに集約し、各世帯に再配分することで、できるだけ地区内で発電と供給を完結する仕組みになっています。また昼間につくった電力を、大型の蓄電池やEVに電気を蓄えることもできます。こうした仕組みにより、地区内で消費されるエネルギーの60%以上を、地区内でつくられた電気で賄うことができます。

プレゼンテーションの後、参加者一同、徒歩で第3期の区画(下野田緑地のとなり)へ移動しました。当日は灼熱の太陽が照り付けるお天気でしたが、下野田緑地の木陰から涼しい風が流れ込むのか、無事、地区を視察することができました。現地では、コモンスペースの街路を徒歩で実際に歩いて、住宅と住宅・通路の距離感を実際に体験したり、チャージエリアの電力供給施設やEVを視察しました。

※当日の視察の模様を Urawa-misono.net でレポートいただきました!

Misono2050プロジェクトでは引き続き、高断熱・高気密住宅、再エネをはじめとする脱炭素技術の先取り事例を拡散することで、浦和美園駅周辺地区のサステナビリティ向上に貢献していきます。