みその気候市民会議

脱炭素社会の実現に向けて、くじ引きなどで選ばれた一般の市民が議論し、結果を国や自治体の政策に生かす「気候市民会議」という取り組みが広まっています。フランスや英国で始まった「気候市民会議」は、日本国内では2020年に札幌市で最初に開催され、その後、主に関東近郊の自治体で多数実施されています。

「みその気候市民会議」は浦和美園駅周辺地区の脱炭素社会の実現に向けて、住民の声をUDCMi(アーバンデザインセンターみその)の取り組みに反映するほか、国・市・企業・市民社会等への提言をとりまとめることを目的に、(一社)美園タウンマネジメントと明治大学公共政策大学院松浦研究室(Misono2050)の共催で開催しました。

会議は2023年12月2日、2024年1月20日、2024年2月10日の3回、いずれも土曜日の午前9時~正午にかけて、浦和美園駅西口のUDCMi(アーバンデザインセンターみその)にて開催しました。

参加者は、浦和美園駅周辺地区全戸を対象にチラシのポスティングで募集し、62名の方からご応募いただきました。ご応募いただいた方から、浦和美園駅周辺地区に実際にお住まいのみなさんの縮図となるよう、住所(大字・町丁目)、年齢、性別の比率ができるだけ現実に近くなるように参加者を選ばせていただき、最終的に、18名の方にご参加いただきました。

みその気候市民会議からの提言

会議のみなさんが考えた気候変動対策をとりまとめた「みその気候市民会議からの提言」を4月に公表しました。移動(モビリティ)、住まい・建物、生活、災害リスク対応の4つの分野ごとに、具体的な提案を行っています。以下から是非ご覧ください。

また、「みその気候市民会議」の運営についての報告書もまとめました。会議の運営について関心のある方は以下からダウンロードしてご覧ください。
みその気候市民会議 実施報告書